女子向けメディアを運営していた経験から考えるウェルク(Welq)問題とから考えるSEO対策と社会的意義

WELQ

よしみです。

Webマーケティング界隈では、DeNAがやってるウェルク(Welq)のニュースは毎日賑わっていますね。

実際に、僕も1年前まで女子向けメディアを運営していたことがありますが、ここまでライターを雇ってSEOを意識して運営していなかったですね。大学生のインターンとしてマーケティングの勉強の一貫として運営していた程度ですので・・・

DeNAがやってるウェルク(Welq)の運営を考える

中身の善し悪しは後述するとして、SEO戦略だけ切り出して考えてみたいと思います。さまざまなメディアで内部告発だの、運営責任者の経歴など記事がアップされているのでその部分はすっとばして、戦略をみてみましょう。

詳しくは「DeNAの「WELQ」はどうやって問題記事を大量生産したか 現役社員、ライターが組織的関与を証言」よチェックしていただければわかると思います。

簡単にまとめると

  • クラウドソーシングへの大量発注
  • SEOキーワードの選定&書き方のマニュアル化
  • 編集部隊によるチェック
  • 徹底的なシステム化による大量コンテンツを高速アップ

です。

かの国内No1だったといっても過言ではない女性向けメディアMERYをベンチマークしていた僕のアルバイトちゃんたちはMERYの編集部隊が大学にバイト募集の場に出くわしたこともあるともいっていました。その話を友人に聞いたときにやはりお洒落なオフィスだし、有名なメディアに携われるのでエントリーしようかと思って考えていたらノルマがすごく結局やめたとのこと・・・

安く早く仕上げる事が大切

記事はクラウドソーシングや外注で大量生産することでオフィスの広さも関係ないですし、全国の在宅ライターに依頼が可能です。

2,000文字以上で単価800円程度と言われております。1日5コンテンツアップするとして、月間150記事アップ。発注費用にして120,000円です。そのコンテンツがロングテールでもヒットし、PVが上がれば、各種広告枠の販売も可能になります。コラボ企画も生まれ易くなりますし、営業もしやすくなります。アプリ開発すればプッシュ機能で最新投稿を表示させたりなどさらにPVを稼ぐことも可能です。

初期投資さえ回収できればあとは正のスパイラルで上っていくだけというのがこのキュレーションメディアの戦略になります。

やって良いことと悪いことの限界を超えている

「welq」に限らず医療系はかなりデリケートな問題であります。実際に、「welq」が運営していたメディアで掲載されていた内容としては

  • 人の生き死にや不安につけこむ・煽る
  • 医学の知識のない人が情報を提供する
  • パクリという著作権侵害
  • 薬事法(現薬機法)違反

というおもしろおかしくかいていいものではありません。

捉え方によっては、より不安にさせるような内容がかかれていたりします。その内容は100%人を助けるものではなく、ただただ「こう思う」という思ったことです。医療に関しても薬事法というものがあり、こちらもデリケートな問題です。薬に関しての効能など薬剤師レベルの内容をライターと呼ばれる素人が辞書かそこらのネットニュースレベルでバンバンアップしていました。場合によっては、この記事をもとにそれを信じてしまい、行動に移して最悪のケースも起こりうる場合もあったはずです。

本当にこのようなデリケートな話題をただSEO的があがって、会社の売上になるからという簡単な理由で運営していることに怒りを感じました。

SEO的に見た場合は最強じゃないか?という考え方

Webマーケティングを生業にしている僕からみても、SEO的な部分だけ切り出すとすごい優秀なサイトであることは間違いなかったと思います。正直な意見です。むしろたたいている方々も大勢いますが、SEO的の実績には触れず中身を判断してどの記事も同じようなことばかりかいてある批判サイトが多いですね。

運営責任者は分析力と実行力に優れ、上手に資本を使っていた結果だと考えています。僕が考える「SEO対策」をご紹介します。

SEOの概要を知っておくこと

  • 昔と今のSEO対策
  • SEO対策を始める前に導入すべきSEO対策ツール
  • Google推奨のSEO対策
  • Googleアルゴリズムに習ったSEO対策
  • SEO対策で最適化すべきHTMLタグ
  • 意識するキーワードの選出

昔と今、まさに進行形でSEO対策は変化しています。しかし、変化している中で普遍的なテーマがあるとすればユーザーにマッチした情報を提供するコンテンツを上位に表示しようとしているのがGoogleです。ですので、そのテーマをしっかり守り運営していくことさえできれば自ずと成果は上がるはずです。

キーワードの選定

  • サーチコンソールの検索アナリティクス活用
  • 競合上位サイトを分析し、キーワードを選定
  • 共起後の抽出
  • Adwordsなどのきワードツールの利用

リンクの整理整頓

  • サイト外部からリンクを集める
  • サイト内部からリンクを集める
  • 低品質の被リンクの排除

被リンクと内部リンクはあればあるほど良いというものでありません。低品質な外部リンクは外すべきですし、404ページになってしまうようなリンク切れなどは修正していく必要があります。

コンテンツの最適化

  • タイトルタグ、ディスクリプションの最適化
  • ユーザーの課題が解決できるようなテキスト量
  • キーワード出現頻度の調整

ページチェックするクローラーはhtmlをみます。その中で評価対象になる部分をよりキレイにわかりやすく、構造を作る必要があります。ページ内文章もタイトルとテーマが合っているなど、解析できるようなアルゴリズムが組まれていると噂があります。しかし、昨今の検索結果はそんな合致している雰囲気もありますので、やはり検索されたキーワードを解決するようなコンテンツ内容になっている必要があるといえるでしょう。

モバイル対策

  • モバイルフレンドリー(スマートフォン最適化)
  • 画像の最適化(高速化)
  • AMP対応

僕の運営するいくつかのメディアサイトもスマホでの流入が6割を占めている場合があります。PCだけの表示を意識したサイトではコンバージョン(成果)が落ちる可能性がありますので、モバイルユーザーを意識した設計が必要になります。また、記事や文章コンテンツであればAMPページ対応を検討しましょう。このAMPはGoogleが積極的に取り組んでいるモバイルユーザーに対しての施策です。モバイルサイトのユーザーで成果を上げたいと考えている方は必須です。

SEO的にやるべきことが見えてきた

DeNAがやってるウェルク(Welq)から学ぶSEO対策というものは

  • 1記事2,000文字以上の記事を投稿すること
  • コンテンツに合った適度な画像を複数枚選定すること
  • SEOのキーワードをコンテンツ内にしっかり盛り込むこと
  • 関連するキーワードを盛り込むこと

をベースとして、マニュアルに則って、編集者がチェックをし、編集してアップすることです。

キュレーションメディアであれば、DeNAがやってるパレット戦略が通用するかと思いますが、ECサイトやコーポレートサイト、不動産サイトなどではまた成果までの家庭が変わってくるはずです。全てのスタイルのサイトに当てはまるのかといいますと、PV数の成果をアップさせるにはこの戦略は有効であるが、成果につながるのかは別だと考えております。アクセ数が伸びても成果が上がらなかったらその記事代金や更新費用はコストになってしまいますよね。

最後に

ここまでくると本当にWebサイトに掲載されている情報の真意を疑われるところまできていると思います。本当にとんでもないことをしてくれたな〜という感想です。社会的意義はあるのかどうかは運営者にお任せしますし、やはりメディアを愛していた人もいたかと思いますので、突っ込んだことはいいません。

SEO的な観点で考えると、googleの意図をしっかり汲み取りそれに沿ったサイト運営をしていたということですので、素晴らしいスキルであることは確かです。その点は、言葉は厳しいかもしれませんが、各メディアが認めていることです。

天才集団はちょっとずれているのかもしれませんね。社会を欺く結果になってしまったとしか言いようがありません。

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